合同会社の持つ特性:自宅開業独立情報ガイド

合同会社の持つ特性

合同会社には、主に3つの特徴があります。有限責任であること、内部自治の原則であること、共同事業性であることです。有限責任制とは、それと対比する無限責任制と逆で、合資会社や合名会社では必ず必要とされる無限責任社員が合同会社では必要がないということです。


これは、自分が会社に出資した分のみについて責任を負うと言うことです。但し勘違いしないで欲しいのは、日本の金融社会では、資金の借り入れなどはほとんどの場合、個人資産を担保にとられてしまいますまから、どんな場合でも出資した分だけで済むというわけではありません。


次に内部自治の原則として、定款を自由に作成する事ができるため(絶対的に記載しなければならない事項は定められていますか)事業の目的にあわせた会社作りと運営が、身軽に行えることになります。


また共同事業性として、基本的に出資者は全員事業に参加することが原則なので、会社員全員がその目標に向かって業務を遂行することで、株式会社のように、大多数の株主と一部の経営陣という構図ではなく、事業目的にむだなく全員が行動することになります。


但し、資金も必要なときには、定款で定める事によって出資のみを行う社員を存在させる事ができます。


設立に際しては、1名のみで設立することができます。複数の社員で構成する場合は、全員が業務執行権利をもち、全員が代表権を持つことができますが、それと別の定めを定款ですることもできます。


株式会社のように、出資者、社員、代表社員、従業員(出資しない労働者)のようにすることもでき、小さくビジネスをはじめて、大きな組織にしていくことも自由にできる、柔軟性をもっています。


小さく、だけど法人として独立開業したいという場合、この合同会社(LLC)はとてもよい会社形態だといえます。


また合同会社は株式会社に組織変更する事もできますので、将来ビジネスが拡大したときにも対応できます。

2007年3月12日|

カテゴリー:合同会社(LLC)